県は27日、栽培キノコの放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。6市町の5品目、10点を調べた結果、4点で放射性セシウムは検出下限値未満だった。
6点から放射性セシウムが検出されたが、食品衛生法の基準値(1キロ当たり一〇〇ベクレル)以下だった。
放射性物質の検査結果
※単位は1キロ当たりのベクレル。左の数値はセシウム134、右はセシウム137。「<」の右側の数値は検出下限値。
【栽培キノコ】
※食品衛生法の基準値は放射性セシウム(134、137の合算)100ベクレル。
南相馬:菌床しいたけ(施設)
5 11
郡山:原木しいたけ(施設)19 25
白河:原木しいたけ(施設)
検出せず 検出せず
(<3.5) (<3.7)
南会津:原木しいたけ(露地)
8 10
南会津:原木しいたけ(露地)
5 12
南会津:原木しいたけ(露地)
検出せず 検出せず
(<4.6) (<3.9)
南会津:原木しいたけ(露地)
〃(<3.4) 6.8
南会津:原木しいたけ(露地)
〃(<2.8) 4.0
いわき:菌床なめこ(施設)
〃(<11) 検出せず(<7.4)
下郷:菌床ひらたけ(露地) 〃(<4.0) 〃(<4.5)
(カテゴリー:福島第一原発事故)