ライオンズクラブ(LC)国際協会332-D地区は県、郡山市などに甲状腺移動検診車やホールボディーカウンターなど総額2億6千万円相当の機器を贈る。久保田善九郎ガバナーらが10日、県庁で記者会見し発表した。
寄贈するのは、ホールボディーカウンター3台、甲状腺移動検診車2台、甲状腺超音波画像診断装置4台。ホールボディーカウンターは郡山市など3自治体、甲状腺移動検診車と甲状腺超音波画像診断装置は県に贈る。
LC国際財団の支援により贈呈が決まった。贈呈式は13日に郡山市で開かれる年次大会の席上、行われる。
同地区キャビネット事務局は近く機器を発注し、今秋にも引き渡す予定。郡山市分を除く残り2台のホールボディーカウンターの贈呈先も検討する。
久保田ガバナーは「奉仕団体として行政が手の届かないところに光を当てることが大切。内部被ばく検査が県民の安心につながってほしい」と語った。
LC国際協会は県内76LCに除染用の業務用高圧洗浄機961台を配布する。このうち29LCは20日から除染活動支援として高圧洗浄機を貸し出す予定。問い合わせは同地区キャビネット事務局 電話024(937)0830へ。
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