東日本大震災アーカイブ

花のプランター寄付 浪江ひまわり荘にコスモスしらかわ会

ひまわり荘にプランターを贈った鈴木さん(前列右)ら

 浪江町から白河市周辺に避難している住民らでつくるコスモスしらかわ会(鈴木満子代表世話人)は10日、西郷村の救護施設浪江ひまわり荘にサルビアやマリーゴールドなど花のプランター30個を寄付した。
 浪江ひまわり荘は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受け、運営主体が同じ県社会福祉事業団である西郷村の総合社会福祉施設太陽の国に避難した。厚生センターを施設として代用していたが今年2月に仮設施設が完成。3月から利用者約100人と職員が新施設での生活している。
 コスモスしらかわ会のメンバーが「新施設の門出にお祝いの品を贈りたい」と、3月に白河市内で開かれた浪江ネットワークしらかわの会合の席上、浄財を募った。
 鈴木さんと若月和子さん、田中るみ子さんがプランターを届けた。浪江ひまわり荘の四條和香子次長は「花を頂き、施設が明るくなったように感じます」と謝辞を述べた。