県は11日、牛肉の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。11市町村の農家17戸で生産された29頭を調べた結果、28頭で放射性セシウムは検出下限値未満だった。一頭の放射性セシウムは七ベクレルで、食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)以下だった。
4月に施行された一般食品の新基準値は1キロ当たり100ベクレル。牛肉には経過措置があり、9月末まで新基準値は適用されないが、県は新基準値を超えた場合、販売自粛を要請する。
県外で食肉処理された59頭の放射性セシウムは全て検出下限値未満だった。
放射性物質検査 【牛肉】
※単位は1キロ当たりのベクレル。左の数値はセシウム 134、右はセシウム 137。「<」の右側の数値は検出下限値。
※食品衛生法の暫定基準値は放射性セシウム(134、137の合算)500ベクレル。
郡山
検出せず 検出せず
(<9.5) (<9.4)
郡山 〃(<8.7) 〃(<6.6)
郡山 〃(<8.8) 〃(<8.3)
いわき 〃(<9.2) 〃(<7.4)
いわき 〃(<8.9) 〃(<8.2)
いわき 〃(<9.7) 〃(<9.4)
南会津 〃(<8.6) 〃(<9.3)
南会津 〃(<11) 〃(<7.5)
南会津 〃(<9.0) 〃(<8.1)
下郷 〃(<9.2) 〃(<6.5)
小野 〃(<7.2) 〃(<7.4)
いわき 〃(<8.8) 〃(<7.4)
小野 〃(<10) 〃(<8.9)
須賀川 〃(<9.9) 〃(<8.5)
本宮 〃(<7.6) 〃(<7.4)
福島 〃(<6.2) 7.01
福島 〃(<8.4) 検出せず(<7.2)
福島 〃(<9.0) 〃(<8.9)
福島 〃(<8.3) 〃(<7.6)
福島 〃(<9.4) 〃(<8.0)
福島 〃(<7.9) 〃(<6.3)
大玉 〃(<9.3) 〃(<7.1)
大玉 〃(<9.2) 〃(<6.6)
大玉 〃(<9.0) 〃(<8.5)
大玉 〃(<8.4) 〃(<8.6)
大玉 〃(<8.6) 〃(<6.4)
喜多方 〃(<8.0) 〃(<7.5)
会津美里 〃(<8.4) 〃(<7.8)
喜多方 〃(<9.3) 〃(<8.6)
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