東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴い県外に避難している県内の18歳未満の子どもの数は4月1日現在、市町村が確認しているだけで1万7895人に上ることが14日、県のまとめで分かった。県内への避難者は1万2214人で、県内外を合わせると3万109人となっている。県が同日開いた県子育て支援推進本部会議で初めて示した。
住民票の移動の有無にかかわらず各市町村が把握している数を集計した。県外避難者が最も多いのは旧警戒区域などを抱える南相馬市で3637人。県内避難者は1969人で、双方を合わせた避難者は5606人に上り、県内最多となっている。
同市に次いで県外避難者が多いのは福島市で3150人。郡山市の2778人、いわき市の2166人と続いた。
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