県は県産品をイベント会場や店頭などで売り込む「ふくしま物産マイスター ふるまい隊」を結成し、8月に活動を始める。県産品の魅力を日本酒、伝統工芸品、加工食品、農産物の4分野を重点にアピールし、東京電力福島第一原発事故による風評被害払拭(ふっしょく)を目指す。
「ふるまい隊」のメンバーは4人で、4分野をそれぞれ担当する。15日まで隊員を募る。首都圏の物産展や大型商談会、県内のスーパー店頭などで実演販売や情報発信をする。隊のテーマソングを県内の音楽専門学校生に作ってもらい、イベント会場などで歌を振り付けを入れて披露し、県産品への注目を高める。
生産者らに会ったり生産体験をしたりしながら、産品に対する知識を深め、生産者の思いを理解する。隊のホームページを開設し、産品の魅力などを紹介する記事を書く。7月から1カ月間、研修をした後、8月から来年3月まで活動する。
「ふるまい隊」は緊急雇用創出事業の一環で、18歳から60歳までの求職中の人が対象。契約社員の雇用形態で、月給は18万円以上。問い合わせは事務局のル・プロジェ 電話024(935)0789へ。
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