東日本大震災

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本県避難者が生活支援要望 山形で復興相と意見交換

平野復興相(右)と意見交換する避難者

 平野復興相は23日、山形県庁で東京電力福島第一原発事故による本県からの避難者と意見交換した。避難者からは民間借り上げ住宅の入居期間の延長や生活支援、除染の推進などを求める声が上がった。
 平野氏が、本県から最も多い1万2391人(7日現在)が避難生活を送る山形県を訪れ、避難者と意見交換するのは今回が初めて。福島、伊達、相馬、南相馬、浪江の各市町から7人が出席した。
 平野氏が「県内外での避難生活者が一日も早く古里に戻れるよう政府を挙げて取り組んでいきたい」とあいさつした。意見交換会には吉村美栄子山形県知事も同席した。
 山形市に避難している武沢治さん(58)=南相馬市小高区=は、原発事故の影響で自宅に戻ることができず、政府に自宅など早期の財物補償を求めたが、明確な回答はなかったという。「除染とインフラ整備が進まないと古里には帰れない。速やかに作業を進めてほしい」と要望した。山形市で避難生活を送る水戸百合恵さん(53)=相馬市=は「(意見交換の)時間が短く、思いを伝え切ることができなかった」と語った。

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