福島県相馬沖での沖合たこかご漁の試験操業で17日に水揚げしたタコとツブ貝の生身、ゆでた加工品について、県漁連は18日、自主検査でいずれも放射性物質は検出されなかったと発表した。これに伴い19日に県内のスーパー、小売店などで試験販売を始める。 相馬市の松川浦漁港に水揚げしたのはミズダコ約2.5トン、ツブ貝のシライトマキバイ約1.6トン。ヤナギダコは漁獲量が少なかったため流通しない。 県漁連、相馬双葉漁協は消費動向などを踏まえ、8月9日までの試験操業期間中に県外出荷を目指す。
(2012/07/19 11:54)