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今を生きる 「夢のまち」巨大絵画に 自然との共生描く 二科会の指導受け9月に東京で展示

完成した絵を前に児童に話し掛ける川内常務理事(右から2人目)。隣は中島理事

■原町の石神二小5、6年生
 南相馬市原町区の石神二小5、6年生合わせて75人は17、18の両日で縦3メートル、横8メートルの巨大な絵「未来の夢のまち」を完成させた。全国美術団体二科会の指導を受けた。9月に東京・国立新美術館で開く二科展会場に展示される。
 「みんなのアイデアを合わせたら、すごい町になった。大きくなったら本当にこんなふうになってほしい」「こんなに大きな絵を描くのは初めてで楽しかった」。児童は感想を話していた。
 児童が事前に画用紙に描いた「未来の夢のまち」の絵を使って、訪れた会員が作品を構成。児童は3班に分かれて絵の具やポスターカラーで色を付けた。6時間かけて仕上げた絵は、大きな太陽の下、中央に巨大なソーラーピラミッドがそびえる。周囲に高層ビルや空中水族館、大きな木などがあり、自然との共生をイメージした夢の都市だ。
 二科展に訪れる10万人以上の観客に被災地の元気な絵を披露し、子どもに思い出をつくってもらう。常務理事の川内悟さん(77)、理事の吉井浩さん(71)、山中宣明さん(60)、中島敏明さん(64)=石神二小卒=、登坂秀雄さん(64)、評議員で事務局長の塙珠世さん(53)、南相馬市の会友須田美紀子さん(53)が訪れた。
 中島さんは二科展で二科賞、総理大臣賞、大賞、国際美術大賞展大賞などに輝き、国内外で活躍している。
 同校は東京電力福島第一原発事故で鹿島区に避難、2月27日に自校での授業を再開した。
 二科展の会期は9月5~17日。

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