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今を生きる 復興支援、いざ会津 県内外ライダーが交流

イベント参加者に声を掛ける五十嵐さん(右)

■柳津でツーリングイベント 実行委員長五十嵐雅哉さん36(東京)
 「会津の魅力を感じてもらえるはず」。柳津町の道の駅会津柳津で29日に福島復興支援ツーリングのイベントが行われた。続々と訪れるオートバイ、自動車を見詰めながら、実行委員長の五十嵐雅哉さん(36)は確信していた。
 東京都多摩市でオートバイ店長を務める。初めて会津地方を訪れたのは十数年前。豊かな自然の中を走る爽快なルートにすっかり魅せられ、何度も足を運ぶようになった。東京電力福島第一原発事故の風評被害、さらに新潟・福島豪雨による只見川の氾濫で会津地方への観光客が激減したことを知る。「大好きな会津のために行動したい」と昨年10月にツーリングイベントを企画し、柳津町を訪れた。
 イベントには関東圏などからオートバイ愛好者ら約100人が集まった。「変わらない会津の美しさに、みんな満足していた」。イベントの様子をインターネットの動画サイトに投稿し、全国のツーリング愛好者にアピールした。
 「放射線量に対する誤解があり、まだまだツーリング客は戻ってきていない」と感じ、今年も企画した。「実際に走ってもらうことが風評被害の払拭(ふっしょく)につながる」
 呼び掛けに今回も大勢のライダーが集まった。バイクを通じて交流のある音楽アーティストらによるライブなども催された。県内からの参加者と交流の輪が広がった。「名物イベントとなるよう、ずっと続けていきたい」と決意を新たにしている。

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