日本災害復興学会の福島大会最終日は8日、福島市のコラッセふくしまで大会記念公開シンポジウムを開いた。パネリストで参加した浪江町の馬場有町長は町外コミュニティー(仮の町)の災害公営住宅を1つの受け入れ自治体の中で複数箇所に分けて建設する「分散型」を選択する方針を示し、受け入れ市町村と調整していく考えを明らかにした。 浪江町はいわき市、南相馬市の一帯、中通りなどに仮の町を整備する考えで、用地や規模などについて関係市町村と協議を進めることにしている。
(2012/10/09 16:16)