東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受け、福島民報社が福島テレビと共同で実施した第3回県民世論調査で、国内での原発事故の風化状況について聞いたところ、「(風化を)感じる」とした回答が52・2%となり半数を超えた。「感じない」の20・9%を大きく上回っており、事故から1年7カ月が経過した現在、原子力災害の被害が続く本県の現状をあらためて発信する必要性をうかがわせた。
調査は今年4月、7月に次いで実施し、震災と原発事故からの復興に向けた取り組み状況などを聞いた。
(カテゴリー:福島第一原発事故)