郡山市旧富久山町の農家が生産したこがねもちの玄米から食品衛生法の基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、政府は8日、原子力災害対策特別措置法に基づき、旧富久山町に出されていた出荷制限を解除した。
県と市が旧富久山町全域の作付面積、収穫量、検査業務や結果の管理などを盛り込んだ管理計画を策定し同日、政府に提出した。県の計画に基づき管理され、全袋検査で基準値以下と確認されたコメに限り、政府は出荷を認めた。
玄米1袋(30キロ)から1キロ当たり120ベクレルの放射性セシウムが検出されていた。
()