東日本大震災

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ゴメリ州の大学訪問 福島市民ベラルーシ視察団

【ベラルーシ・モズィリ市で江花潤記者】放射線対策を学ぶためベラルーシを訪問している福島市の市民放射線対策先進地視察団は23日、チェルノブイリ原発事故で最も被害の大きかったとされるゴメリ州を訪れ、現地の大学などを視察した。
 同州のモズィリ市では、瀬戸孝則市長がモズィリ地区議会のグボズジ・セルゲイ議長(45)を訪問した。セルゲイ議長から瀬戸市長に今後の友好関係を求める文書と記念品が手渡された。
 同市にある国立モズィリ教育大では放射線の基礎を学ぶ授業を見学した。福島大3年の本間美雪さん(21)、福島医大3年の相楽航さん(21)、桜の聖母短大2年の加藤朋栄さん(20)が代表で「この地で生活するのに不安はあるか」と質問した。
 これに対して生物学科3年のナウメンコ・バレンチナさん(20)は「私たちが放射線について学び、後世に伝えていくことが大切。今後もこの地で生活していく」と答えた。
 モズィリ市内の医院、放射線医学研究所、現地の農場「ソフホーズコンビナート」なども訪問し、汚染地での医学や農業について理解を深めた。
 ゴメリ州はチェルノブイリから北に約200キロにある。州都はゴメリ市で首都ミンスクに次ぐ都市。モズィリ市はゴメリ市の南西に位置する。

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