東日本大震災

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川内に除染宿泊施設完成 不足に対応、3日営業開始

テープカットし完成を祝う遠藤村長(中央)ら関係者

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染作業員らの宿泊施設不足に対応するため福島県川内村が村内に建設した仮設宿泊施設「ビジネスホテルかわうち」は12月3日に営業がスタートする。県内では南相馬市に続き2カ所目。
 村によると村内の除染作業員は現在、500人を超え大半が郡山市やいわき市など村外から通っているという。交通量を緩和するとともに除染を効率的に進めるため村は中小企業基盤整備機構(中小機構)の助成1億5千万円を含め総事業費2億4千万円を投じ、村役場近くの399号国道沿いにある縫製工場跡地の民有地にホテルを建設した。村や村内の中小企業が共同出資する「株式会社あぶくま川内(井出茂社長)」が運営する。
 敷地面積2346平方メートル、延べ床面積1194平方メートルにプレハブ二階建て二棟を整備した。シングル48室に共同浴場、共同トイレ、食堂などを完備し一泊二食付き5500円。除染作業員が来年3月末まで約40室を予約しており、残りの部屋は一般利用が可能だ。
 営業開始に先立ち27日、オープニングセレモニーが行われた。遠藤雄幸村長、鈴木正徳中小企業庁長官、西山東二村議会議長らがテープカットし完成を祝った。

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