政府は28日、原子力災害対策特別措置法に基づき、玄米から食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された、いわき市旧山田村のコメの出荷制限を県に指示した。 県の調査で、こがねもちの玄米1袋(1袋30キロ)から140ベクレルの放射性セシウムが検出されていた。 出荷するためには、県と市がそれぞれ、地域内の作付面積や収穫量などを盛り込んだ管理計画を策定することが条件となる。計画に基づいて全袋検査を実施し、基準値以下であれば出荷できる。
(2012/11/29 11:05)