富岡町は東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の再編案についての住民説明会を来年1月から2月にかけて県内外で10回程度開催する。18日に郡山市の大槻町北公民会館で開かれた町行政区長会で方針を示した。
県内は福島、会津若松、郡山、いわきの4市、県外は東京都、新潟県、宮城県などを検討している。各地での回数や規模などの詳細は今後、決める。出席者からは「できるだけ小規模でやってほしい」との意見が出た。
会議では、町の担当者らが町内の全27行政区の区長らに対し、現在の警戒区域を帰還困難、居住制限、避難指示解除準備の3区域に再編する区域割りや社会基盤復旧の工程などを説明した。
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