東日本大震災アーカイブ

年間1ミリシーベルト下回る 二本松市のセシウム検出者、今後50年間の内部被ばく量

 二本松市は10日、昨年2月から12月までのホールボディーカウンターによる18歳以下の内部被ばく線量調査結果を報告した。実施した4882人のうち171人(3.5%)から放射性セシウムを検出したが、今後50年間(子どもは70歳まで)の内部被ばく量を表す預託実効線量は最大0.18ミリシーベルトと全員が対策の必要な年間1ミリシーベルトを下回った。
 調査は、子どもの食物の経口摂取による被ばくを把握する目的で行った。96.5%は不検出で、検出した171人の預託実効線量分布を見ると、0.05ミリシーベルト以下が121人で7割を占めた。
 調査に当たった同市放射線専門家チームの佐藤斉茨城県立医療大教授は「今のところ適切な食物摂取がなされている。今後も注意を払い、定期的に測定する必要がある」と話している。

カテゴリー:福島第一原発事故