東日本大震災アーカイブ

【産業・再生可能エネ】「八重の桜」「東北六魂祭」 誘客の起爆剤に

 震災、原発事故を受け、冷え込む本県観光に明るい兆しも見えている。

 今年から放映されているNHK大河ドラマ「八重の桜」は舞台となる会津若松市をはじめ、県内各地で誘客の起爆剤となっている。ドラマの世界を紹介する「ハンサムウーマン八重と会津博 大河ドラマ館」は1月にオープンし、一カ月で約3万人が訪れる盛況ぶり。年末までに約60万人の来館を見込んでいる。

 また、福島市では6月1、2の両日、東北六魂祭(ろっこんさい)が催される。福島市のわらじまつりをはじめ、青森ねぶたや秋田竿燈(かんとう)など東北六大祭が集結する。

 福島開催では東北だけでなく、県内各地の祭りや特産、名産なども一堂に会し、福島の復興をPRする。四号国道を一時通行止めにするパレードがメーン。2日間で20万人以上の来場者が見込まれている。経済面での各地への波及効果も期待されている。

カテゴリー:震災から2年