東日本大震災アーカイブ

元気戻すナイスショット 浪江、飯舘の32人が「絆コンペ」

笑顔でプレーした参加者

 東京電力福島第一原発事故で避難生活を送る浪江町と飯舘村の被災者を対象とした「絆ゴルフコンペ」はこのほど、伊達市霊山町のパーシモンカントリークラブで開かれた。 
 避難者に元気を取り戻してもらおうと市内保原町のだてごるふ練習場が企画し4回目。同クラブ、福島市のゴルフパートナー南福島バイパス店が協賛した。 
 福島、伊達、南相馬、桑折各市町の仮設、借り上げ住宅に暮らす過去最多の32人が参加した。参加者は故郷への思いを語り合ったり、近況を報告したりしながら伸び伸びとプレー。次回の参加を約束し、触れ合いの輪を広げていた。 
 飯舘村の熊谷清さんが優勝、浪江町の田尻良作さんが準優勝した。