東日本大震災

  • Check

ALPS今夏3ラインに 汚染水対策、規制委2ライン試運転了承

 原子力規制委員会は24日、東京都内で特定原子力施設監視・評価検討会を開き、東京電力福島第一原発で発生する汚染水から放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)の二ラインの試運転の開始を認めた。東京電力は2ラインの試運転をそれぞれ6月中旬と7月中旬に始める方針で、今夏に全3ラインで試運転がスタートする。
 東電は3月末にALPSの1ラインの試運転を始め、残り2ラインの試運転は、1ラインの試運転が終わる8月以降の開始を予定していた。しかし、地下貯水槽からの漏えい事故が相次ぎ、汚染水に関するリスクを低減する必要が高まったことから、前倒しの方針を示していた。
 検討会では、試運転中のALPSの1ラインにおいて安全上の問題は確認していないなどと評価し、残り2ラインの試運転を了承した。一方、試運転中に処理された水の検査で、微量だが特定の種類の放射性物質が検出されていることから、除去性能の向上に関する東電の取り組みを注視するとした。
 東電は、早ければ8月にALPSの本格運転を開始する方針。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧