東日本大震災

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野馬追調教再開へ流木撤去 南相馬鹿島の烏崎海岸

砂に埋まっていた流木を拾い集める参加者

東日本大震災前まで相馬野馬追に出場する馬の調教場所だった南相馬市鹿島区の烏崎海岸で25日、地元関係者と県外からのボランティアが流木の撤去作業に取り組んだ。至る所にある流木、がれき、ごみなどを拾い集め、調教再開に向け舞台を整えた。
 約2キロの砂浜が広がる烏崎海岸は、朝日を浴びて砂浜を駆ける人馬の姿が夏の風物詩となっていた。しかし、震災で海岸が地盤沈下し、砂も流されたため走路となる浜辺が狭まった。海岸への進入路も途絶えていたため、馬を乗り入れることはできなかった。
 震災から2年余り経過し、砂浜は幾分回復。進入路も整備されたため、地元の烏中清さんが理事長を務める一般社団法人「相馬夢追い企画」が、流木の撤去など砂浜整備を呼び掛けた。
 作業には北郷騎馬会も含め約30人が参加。流木やがれきを集め、不燃物は分別して収集した。震災前の規模は無理でも、調整可能な走路が確保できた。
 参加した北郷騎馬会の牛渡康光会長は「再びこの場所で調教できれば祭りに向け、勢いもつく」と話した。

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