東日本大震災

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「診療所」住民帰還に合わせ再開 飯舘村が協定締結

協定書を取り交わした菅野村長(左)と辺理事長

 東京電力福島第一原発事故で全村避難した飯舘村は22日、居住制限区域の村内伊丹沢行政区にある診療所「いいたてクリニック」を住民帰還に合わせて再開する協定を、クリニックを運営していた秀公会と締結した。
 村で唯一の医療機関だったクリニックは原発事故後、住民の避難に伴い閉鎖された。帰村を希望する住民のため、クリニック再開の道筋を付け、村民の不安を和らげる狙いがある。
 菅野典雄村長は「除染の進展によって変更するが、早ければ平成27年春ごろに帰村宣言したい」としており、秀公会は2年後の再開を見据えて、医師や看護師ら医療スタッフの確保など準備を進める。診療時間や医療体制は住民の帰村状況に応じて決め、村は医療機器の整備費用を支援する。
 調印式は福島市飯野町の村出張所で行われ、菅野村長と秀公会の辺(へん)龍雄理事長が協定書を取り交わした。

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