大熊町の大野、熊町両小学校の児童は8日、仮校舎として利用している会津若松市河東町の旧河東三小周辺で美化活動に取り組んだ。
両校は東京電力福島第一原発事故後の平成23年4月から、廃校になっていた旧河東三小の校舎で授業を行っている。学校行事に積極的に参加し、支援してくれる地域の人々に恩返ししようと美化活動を企画した。
両校の児童約180人が参加し、歩道の草むしりや、ごみを拾い集めた。友達と協力して草むしりをした松本力生君(大野小六年)は「河東の皆さんには、いつも親切にしてもらっている。感謝の気持ちを持って作業した」と汗を拭っていた。
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