東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被災した古里の再生への決意や、支援に対する感謝の気持ちを国内外に発信する平成25年度の「うつくしま復興大使」が8日、決まった。県内59市町村から合わせて70人が選ばれた。8月から全国訪問などの活動をスタートさせる。
復興大使の委嘱、派遣は福島民報社の復興戦略事業で、24年度に続いて2回目。県、県教委の後援で5月から6月にかけて募集し、推薦も含め、復興への思いがつづられた作文などを基に選考した。70人の内訳は中学生22人、高校生21人、大学・専門学校生5人、一般22人。
委嘱・結団式は13日午後1時半から郡山市の郡山ビューホテルアネックスで行う。復興大使は分担して8月初旬から本県を除く46都道府県の訪問活動を展開。10月には県おかあさん合唱連盟が「カーネギー日米合唱祭~福島から世界へ~」に出演するのに合わせ、復興大使の代表が米国ニューヨークを訪れる。復興関連イベントへの参加なども予定している。
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