東京電力福島第一原発事故に伴い避難区域が設定されている川俣町山木屋地区の花き農家のグループが13日、4月から試験栽培を始めた地域特産のトルコギキョウを福島復興局に届けた。
「あぶくまカットフラワーグループ」の菅野洋一代表ら6人が同局を訪れ、8種類のトルコギキョウで作った花束を亀岡偉民復興政務官(衆院本県1区)に手渡した。
花言葉は「希望」で、亀岡復興政務官は「庁内に飾り、山木屋地区が頑張っていることをアピールしたい」と激励。菅野代表は「山木屋地区は素晴らしい所。来夏の市場取引を目指す」と意気込みを語った。
山木屋地区は今年8月に避難指示解除準備、居住制限両区域に再編された。同グループは日中、同地区に入り試験栽培している。
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