川内村内で初めてとなる葬祭場が2日に着工し、建設地のJAふたば川内支店前で地鎮祭を行った。来年3月に開業する予定。
葬祭場は同JAが運営する。村が事業費9千万円を交付した。軽量鉄骨平屋のJAふたば川内野菜集荷所(約170平方メートル)を改修し、隣に木造平屋の管理棟(約120平方メートル)を新設する。
地鎮祭では、同JAの志賀秀栄組合長、遠藤雄幸村長らが玉串をささげ、工事の安全を祈願した。遠藤村長は「帰村を促すためにも(葬祭場などの)暮らしのインフラ整備は重要」と意義を語り、志賀組合長は「葬祭場運営を通じて復興の一助になれれば」と話した。
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