ベラルーシのセルゲイ・ラフマノフ駐日大使は2日、都内の消費者庁を訪れ、同国が東日本大震災の復興支援の一環として昨年から実施している本県の子どもを招き、同国の子どもと交流する事業を今後も継続する考えを示した。森雅子少子化担当相(参院本県選挙区)との懇談の席上で語った。
森氏はこれまでの同国の取り組みに感謝の気持ちを伝え、「子どもたちの心のケアにもつながる。今後も受け入れをお願いしたい」と依頼した。ラフマノフ大使は「チェルノブイリ原発事故では日本から多くの支援を受けた。これからも日本への支援を続けたい」と応じた。
同国は今後、日程や人数などを調整し、同国内の保養所に本県などの子どもたちを招待する予定。
同国はこれまで、本県の小中高校生ら合わせて36人を招き、地元の子どもたちとの交流やチェルノブイリ原発事故後の放射線対策を紹介する事業を実施した。
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