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精神不安書面で示す 相馬酪農家自殺訴訟口頭弁論で原告側

 東京電力福島第一原発事故で将来を悲観して自殺した相馬市の酪農家菅野重清さん=当時(54)=の妻(35)ら遺族が、東電に対し約1億2600万円の損害賠償を求めている訴訟の第2回口頭弁論は7日、東京地裁(中山孝雄裁判長)で開かれた。原告側は準備書面で「(原発事故の影響で重清さんは)原乳を廃棄し続けて、今後の酪農経営に絶望し自殺した」として、「事故との因果関係は明らか」と反論した。
 東電側は答弁書で、相馬市が原発事故の避難区域外であることや原乳の出荷停止措置が事故後、約1カ月で解除されたことなどを挙げ、自殺と事故に因果関係は認められないと主張していた。
 原告側は重清さんが原発事故後、ため息をついたり涙を流したりするなど、精神的に不安定だった様子を詳細に記した準備書面も提出した。代理人によると、妻らの証言を基に作成したという。
 次回は11月27日午後4時から開かれる。

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