東日本大震災

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地下水流入対策を解説 産総研研究員ら

雨水の浸透を防ぐ重要性について指摘する安原(右)、塚本の両氏

 産業技術総合研究所地質調査総合センターの安原正也主任研究員と塚本斉地質情報研究部門長期変動研究グループ長は18日、東京都内の日本記者クラブで講演した。東京電力福島第一原発の汚染水の原因である原子炉建屋への地下水流入を、構内の地表を舗装することで防ぐ方法の有効性について解説した。
 両氏は、建屋に流れ込む地下水の大部分が構内の地表から染み込んだ雨水だとする解析結果をもとに、地下水流入対策を検討。地下水バイパスなどによる「揚水」、陸側遮水壁などによる「遮断」に、フェーシング(舗装などの表面遮水処理)による「抑制」を組み合わせるべきとした。
 塚本氏は「地下水バイパスや遮水壁の取り組みが進んでいるが、長期的な管理を目指してフェーシングを同時に進めることが必要だ」と指摘した。

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