東日本大震災

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廃炉作業万全に 双葉郡首長ら

 東京電力福島第一原発の4号機核燃料プールからの燃料取り出し開始を受け、双葉郡の首長らからは安全確保や作業の透明性を求める声が相次いだ。
 第一原発が立地する大熊町の渡辺利綱町長は「廃炉に向けた第一歩。万一のトラブルにも対応できる態勢で臨んでほしい」と語り、双葉町の伊沢史朗町長は「廃炉作業の進行は避難する町民の希望になる。万全を期して取り組んで」と注文した。
 第二原発がある楢葉町の松本幸英町長は「東電は作業の透明性を確保すべき」と述べ、富岡町の宮本皓一町長も「進捗(しんちょく)状況をきちんと報告してほしい」と徹底した情報公開を求めた。
 帰村者が5割を超えた川内村の遠藤雄幸村長は「懸命に復興に取り組んでおり、万一の事態があってはならない」と強調した。
 浪江町の馬場有町長は「建屋の健全性が不安だった。早急な取り出しが必要」、葛尾村の松本允秀村長は「避難住民の帰還の足かせとならないように慎重に作業を進めてほしい」と話した。
 県市長会副会長を務める冨塚宥●田村市長は「東電は今後も作業計画や安全対策を県民に説明すべき」とし、県町村会長の大塚節雄湯川村長は「避難者の帰還や復興に欠かせない廃炉作業を一日も早く進めてほしい」と望んだ。

※●は日ヘンに景

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