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爆発時 水素400キロ蓄積か 規制庁試算 4号機原子炉建屋

福島第一原発事故の原因を分析する検討会

 原子力規制庁は、東京電力福島第一原発事故の際に4号機原子炉建屋で起きた水素爆発について、外壁の状況から破壊には少なくとも400キロの水素が蓄積されていたとする試算を示した。爆発の原因は3号機からの水素流入が原因とする見解の根拠として、25日に都内で開かれた原子力規制委員会の事故分析検討会で報告した。
 4号機は事故当時、定期検査中で、燃料はプールに移していた。原子力規制庁は、プール水の放射線分解による水素発生の可能性を指摘する国会事故調の見解に対し、水素が発生したとしても約3キロだと推定。今回の試算結果と大きな差があることから、4号機の水素ではなく、3号機の炉心損傷で発生した水素が4号機の建屋に流入したことが爆発の原因とする見方を裏付けるものとしている。
 検討会で、原子力規制委員会の更田豊志委員は「3号機由来の水素が4号機に逆流したことは間違いない。3号機で、どのくらいの水素が発生したかという問題は残っているが、シナリオは十分成立する」と述べた。
 4号機の水素爆発の原因については、政府事故調や東電は「3号機からの水素流入が原因」とする見解をまとめている。一方、国会事故調は「3号機から逆流したとされる水素だけで爆発に至るかは慎重に検討する必要がある」としていた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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