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線量4~6割低減 浪江、双葉除染実証で中間報告

 東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域内で行われている除染モデル実証事業の中間報告がまとまった。除染により空間線量は4~6割程度低減し、各地区の住宅地の平均線量は毎時3・51~6・56マイクロシーベルトになった。26日、検討会で環境省が発表した。
 モデル除染は、浪江町の赤宇木(あこうぎ)、大堀、井手の3地区、双葉町は、ふたば幼稚園、双葉厚生病院、山田農村広場の3カ所で行われている。中間報告では、除染を終えた浪江町の3地区と双葉町のふたば幼稚園の結果(速報値)をまとめた。
 赤宇木では住宅地で55%、農地で52%、道路で48%低減した。大堀は住宅地で61%、農地で62%、道路で48%、井手は住宅地で59%、農地で42%、道路で52%それぞれ低減した。
 ふたば幼稚園の低減率は園舎が68%、公園が67%、草地が73%だった。除染後、住宅地の平均線量が最も高かったのは井手で毎時6・56マイクロシーベルト、最も低かったのは大堀で毎時3・51マイクロシーベルトだった。
 環境省は残りのモデル除染を進め、今年度内に最終結果をまとめる方針。井上信治副大臣は結果について「一定の効果があった。帰還困難区域の除染の考え方をなるべく早く示したい」と述べた。

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