東日本大震災

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除染評価委設置へ 広野町長が会見で明らかに 有識者が検証

除染の評価委員会を設置する考えを示した遠藤町長

 広野町の遠藤智町長は24日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見した。町民の帰町を進めるため除染の状況を検証する有識者による評価委員会を設置する考えを明らかにした。
 委員会は、放射線量に不安を感じている住民に帰町を判断する材料を提供することなどを想定しているという。遠藤町長は「除染後も空間線量は上がることがある。住民に安心して帰町していただけるように、新たな組織を通して被ばくに関する正しい理解を深めてもらいたい」と強調。楢葉町内の国直轄除染の効果を調べている楢葉町除染検証委員会との連携も検討するとした。
 また、遠藤町長は平成27年4月に広野町に設置予定の中高一貫校について「中高一貫校が双葉郡の復興の大きな希望、シンボルとなるよう地元で取り組みたい」と述べた。さらに、国際交流事業を復活させる考えを示し、「幼少のころから英語に触れていくことの大切さを伝えていきたい」と教育に懸ける思いを語った。
 最後に「山積している課題解決に向けて確かな歩みを進める。住民の方々と魅力ある街づくりを模索しながら、避難から帰町へ町を日常生活に戻していくことが私の使命だ」と述べた。

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