福島県の復興の状況を見学するため県内を訪れている立命館大の留学生らは7日、県庁を訪れ内堀雅雄副知事と懇談した。
同大を運営する学校法人立命館は昨年12月、風評払拭(ふっしょく)に向けた情報発信拠点として県と協定を締結した。今回は協定に基づく同大の企画「ふくしまスタディツアー」の一環で中国や韓国、ドイツなどからの留学生8人が参加している。
最終日の7日、一行は郡山市の県農業総合センターなどを見学した後、県庁で内堀副知事と懇談した。参加した留学生からは「(東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生から)3年間、復興に向かって努力を続ける姿に感動した」などの感想が出た。
内堀副知事は「訪問に感謝している。皆さんが実際に福島で見たもの、感じたことを発信してほしい」と呼び掛けた。
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