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今を生きる 故郷なまりの布芝居 美里の仮設 楢葉町民励ます

布芝居を披露した庄子さん(左)

■生涯学習協力団体 おおくまふるさと塾

 大熊町の生涯学習協力団体「おおくまふるさと塾」は6日、楢葉町民が避難している会津美里町の宮里仮設住宅で、布で作った「布芝居」で、大熊町の民話をふるさとなまりで紹介し、同じく避難生活を送る来場者を励ました。

 同会は、平成6年に地元で開かれた地域おこし講演会をきっかけに発足した。会員約40人が古里の遊びや民話の発掘・継承活動、生涯学習の支援などをしてきた。このうち「民話・歴史部会」は古布で「布芝居」を作っている。
 会員は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故の発生により、県内外に避難を強いられたが、活動を続けている。
 今回は「民話・歴史部会」のうち、会津若松市などに避難している会員4人が訪れた。民話「美女泣かせのせせらぎ」「助宗明神物語」を披露した。一時帰宅で持ち帰った道具を使い、会員の庄子ヤウ子(66)さんが語り掛けた。
 参加した楢葉町出身の鈴木末子さん(87)は「とても良かった。古里を思い出した」と感動していた。大熊町社会福祉協議会長を務める渡部正勝おおくまふるさと塾長(65)は「喜んでもらえてうれしい。今後も続けたい」と話した。

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