東京電力は5日、福島第一原発の汚染水から大半の放射性物質を取り除く「多核種除去設備(ALPS)」の3系統のうち1系統でポンプが故障し、汚染水処理を停止したと発表した。 5日午後5時40分ごろ、A~Cの3系統あるうち、B系統でポンプの故障を知らせる警報が鳴り運転を停止した。放射性物質を吸着させる設備に汚染水を送るポンプの電源装置が故障したとみられる。 2月26日にはA系統の同じ電源装置が故障したばかり。残りの2系統は汚染水処理を継続している。
(2014/03/06 11:57カテゴリー:福島第一原発事故)