東日本大震災から間もなく3年となる。福島民報社は6日、県内の被災地沿岸部を空撮した。交通網や災害公営住宅の整備が進み、復興の息吹が感じられた。一方で、東京電力福島第一原発事故による避難区域は震災当時の様子をそのまま残していた。
福島空港を飛び立ったヘリは、新地町から南下した。事故収束作業が進む福島第一原発付近を通り、いわき市へ向かった。
常磐自動車道相馬-宮城県・山元インターチェンジ間は平成26年度の開通を目指し、重機やトラックが頻繁に往来していた。
一方で、福島第一原発には、汚染水を保管する地上タンクが林立していた。(写真・古川伊男記者、記事・服部鷹彦記者、中日新聞社ヘリから)
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