東京電力福島第一原発で、汚染水から大半の放射性物質を取り除く「多核種除去設備(ALPS)」の1系統が停止した問題で、東電は6日、汚染水処理を再開したと発表した。 東電によると、フィルター点検に伴い、汚染水の処理量を減らしていたことが停止した原因だった。処理量が少ないとポンプの電源機器に負荷が掛かり、一定時間の負荷継続で電源が自動停止する仕組みになっていた。ポンプの電源機器などに異常はなかった。 6日午前4時から再開し、全3系統で汚染水処理を続けている。
(2014/03/07 12:04)