県廃炉安全監視協議会は7日、東京電力福島第一原発で約100トンの高濃度汚染水が漏れた地上タンクなどを視察した。委員からは「汚染水対策を確実に進めてほしい」とする声が上がった。 委員約20人が参加した。高濃度汚染水が漏れた「H6」と呼ばれるタンク群の1基をはじめ、4号機使用済み核燃料プールの冷却停止の原因となった電源ケーブル損傷の現場などを見て回った。東電は汚染水や汚染土壌の回収状況、ケーブルや配管の敷設状況などを説明した。
(2014/03/08 11:36)