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「文化財・地域づくり」古里再生の力に 映画「超高速!参勤交代」6月公開 観光振興策が多彩 いわき

湯長谷藩の屋敷があった磐崎中敷地内にある石碑

 東日本大震災による地震と津波、東京電力第一原発事故の風評被害を受けているいわき市では、江戸時代の旧湯長谷藩を舞台にした映画「超高速!参勤交代」を起爆剤にした地域おこしが動きだした。

 市と市内の観光、商工、まちづくり団体、福島民報社などで4月に応援する会を発足し、連携してPR活動に取り組み、市内の観光振興につなげる。

 映画は6月21日に全国公開される予定で、これに先立ち5月から6月にかけ、完成披露試写会を市内で開催する。終了後は映画製作者や出演者と一般公募の市民による交流の場を設ける考え。

 さらに、市内のホテル・旅館の宿泊券や特産品などのプレゼントキャンペーン応募チラシを作成し、全国の上映館に配布するなどの事業も検討する。市内の磐崎中には、藩の屋敷跡を記す石碑が立つ。こうしたゆかりの地を巡る企画なども展開する計画だ。2月に開いた準備会では、清水敏男市長を会長、小野栄重いわき商工会議所会頭と斎藤一彦いわき観光まちづくりビューロー会長を副会長とする組織体制を固めた。

 第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した映画「フラガール」の効果で観光客が増えた実績がある。第二のフラガールになるよう、市は全面的に支援する方針だ。

■製作委に民報社

 映画は旧湯長谷藩主・内藤政醇(まさあつ)が幕府から無理難題の参勤交代を命じられ、知恵と勇気で苦難を乗り越える架空の物語。主人公の政醇役を佐々木蔵之介さんが演じるほか、有名・個性派俳優が多数出演する。「釣りバカ日誌」シリーズなどを手掛けた本木克英監督がメガホンを取り、福島民報社が製作委員会に加わっている。

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