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「二また杉」伐採へ 強風被害に遭った平田村の天然記念物 残った1本倒木の恐れ

残った幹が伐採される平田村の「二また杉」

 昨年12月の強風被害で、2本ある幹のうち1本が折れた平田村天然記念物「二また杉」は、残った幹が今月中に伐採される。17日、現地で伐採作業の安全祈願祭が行われた。村文化財調査委員会は6月に会合を開き、二また杉の天然記念物指定解除を決める見通し。
 村内鴇子(とうのこ)にある二また杉は樹齢約600年とされ、高さは約36メートル、幹回りは約7・6メートル。地面から数メートルの高さで幹が2本に分かれていたが、強風で1本が根元から折れた。残る幹の樹勢も弱っているため、管理する鴇子行政区が倒木などを避けるため伐採することにした。
 安全祈願祭には久保木徳男区長(66)ら9人が出席し、神職が伐採作業の安全を祈った。久保木区長は「一抹の寂しさがあるが、安心のために切るしかない。伐採した周辺にモミジなどを植えていきたい」と話している。

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