東日本大震災

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被災者の思い発信 芥川賞作家・柳美里さんと富岡町民が対談 ラジオ番組で収録

柳さん(右)と対談する富岡町民

 芥川賞作家の柳美里さん(45)が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災者と対談するラジオ番組「柳美里のふたりとひとり」の収録が16日、郡山市富田町のおだがいさまセンターで行われた。富岡町民が避難生活の現状や思いなどを語った。
 番組は南相馬ひばりFMの制作で、普段は南相馬市民が出演している。同FMが今月、富岡町のおだがいさまFMと共同プロジェクトを始めたのを機に、富岡町民の声も発信しようと収録した。
 柳さんは2組4人の町民と話をした。1組目は郡山市に避難する鈴木マサ子さん(69)と遠藤絹子さん(42)。震災前から交流があった2人は、町での楽しかった思い出や震災当日の様子、避難先での悩みなどを語った。
 番組は被災者の思いを県内外に発信するのが目的で、他の被災者の心のケアにつなげる狙いもある。柳さんは「一人一人の考え方やエピソードなどを今後も紹介していきたい」と語った。
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 番組は、4月から6月の間に放送される予定。エリアは南相馬市内に限られるが、インターネットの「サイマルラジオ」にアクセスすれば市外でも聞くことができる。放送終了後には同FMのホームページ(http://hibarifm.wix.com/870mhz)にアップロードされる。詳しくは、同FM 電話0244(24)3210へ。

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