東日本大震災

「震災から3年」アーカイブ

  • Check

「農業・食」 「本県からの挑戦」 おくや 喜多方の食品製造・販売業 会津産落花生で商品開発

■「名物に」農家と一丸

 福島県喜多方市の食品製造・販売業「おくや」は会津産落花生を100%使ったソフトクリーム、きんつばなどの加工品を販売している。社長の松崎健太郎さん(38)は「会津の名物に育て、農家の生産意欲をもり立てたい」と決意する。

 平成9年に21歳で創業し、22年に法人化した。21年に会津地方の農家でつくる「会津豆倶楽部」を設立し、会員に落花生の栽培を依頼し、全て買い取って加工・販売している。落花生の殻むきは障害者施設の利用者が担っている。

 70人いた会員は東京電力福島第一原発事故の風評被害で半分になった。徹底した放射性物質検査で安全性が証明され、原発事故前まで回復した。今年は約120人まで増える予定だ。

 昨年4月に「ロイヤルピーナッツソフトクリーム」、今年1月に「モアロピーナッツきんつば」の販売を始めた。いずれも落花生の濃厚な味わいが魅力だ。ただ、稲作に取り組む会員も多く、風評による米価下落などに苦しんでいる。松崎さんは愛される商品の開発が農家の所得向上につながると考える。「農家の皆さんがいてこその商売。一緒に成長していきたい」

 おくや 「ロイヤルピーナッツソフトクリーム」はレギュラーが350円、ミニが250円、「モアロピーナッツきんつば」は3月末までの限定販売で130円(いずれも税込み)。店舗の住所は喜多方市字天満前8930。営業時間は午前10時から午後6時まで。火曜日は定休。問い合わせは電話0241(23)7630へ。

カテゴリー:震災から3年

「震災から3年」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧