東日本大震災

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和食の魅力紹介 いわきで小泉武夫さんが第3回移動塾

和食の奥深さなどについて語る小泉さん

 発酵学、食文化研究の第一人者で東京農大名誉教授の小泉武夫さん(小野町出身)による連続講演会「移動塾 天下無敵の食談義」の第3回は29日、いわき市の東日本国際大で開かれた。小泉さんは「和食という世界遺産」と題し、和食の魅力や健康につながる効果を紹介した。
 多様な食文化を紹介し、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興に向かう県民を元気にしたい-と小泉さんが発案した取り組み。福島民報社が復興戦略事業に位置付けて主催し、東邦銀行が協賛した。
 今回は約160人が参加した。小泉さんは「和食 日本人の伝統的な食文化」が昨年12月にユネスコの無形文化遺産に登録されたことに触れ、「世界中で和食に勝る食文化はない。特長を挙げたらきりがない」と強調した。
 和食に欠かせない日本の水について「世界の水を集めて分析したが、鉄分が少ないなど断トツでいい」と語った。さらに、季節の食材を使う「旬」という考え方、食物への感謝の気持ちなどは「日本が誇るべき文化」と訴えた。
 穀物、海藻、大豆、山菜・キノコ、青果、菜、根茎の7種類の食物が和食の基本と位置付け、こうした食材を取ることで免疫力の向上につながると説明した。
 聴講者には東邦銀行からタオルハンカチが贈られた。今回の講演の詳細は近く福島民報紙上に掲載する。
 第4回は5月10日に只見町の季の郷湯ら里で開く。テーマは「農家所得倍増論」(仮)。4月上旬に福島民報紙上で聴講者を募集する。

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