東日本大震災

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「花」「食」「温泉」熱く誘客 ふくしまDC 郡山で全国宣伝販促会議

観光プレゼンテーションで人力車を引く遠藤さん

 花、食、温泉。あふれる「うつくしま」の魅力を知って-。来春の大型観光企画ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)に向け、全国の旅行業者に本県の観光資源を紹介する「全国宣伝販売促進会議」は21日、郡山市のホテルハマツで開かれた。県内各地の関係者らが次々登場し、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を目指す県民の「元気」を発信した。
 会議は県観光復興キャンペーン委員会の主催。全国の旅行代理店の社員約600人と、県内市町村や観光関係団体から約500人が出席した。
 観光プレゼンテーションで県内の関係者が、花、食、温泉の3分野をはじめとした計12の観光メニューを紹介した。原発事故で富岡町から避難し、白河市で観光業を営む遠藤良一さんは人力車を引いて登場。市のシンボル・小峰城を紹介し「復興した東北、白河の姿を見に来てほしい」と訴えた。相馬市の松川浦観光振興グループ代表の小野芳征さんは、新たな海の幸のメニューづくり「松川浦復興チャレンジグルメ」を説明した。
 会津若松市の末廣酒造専務の新城希子さんは平成25酒造年度の全国新酒鑑評会で、本県の金賞受賞数が2年連続日本一になったと紹介。「震災から3年が経過したが、全国からの支援に感謝したい。福島の酒は原料のコメや水、製品の(放射性物質)検査を徹底しており安全」と強調した。
 締めくくりに、郡山市の安積黎明高合唱部が澄んだ歌声を披露した。
 会議を受け、各旅行代理店は本県への旅行商品を企画する。ふくしまDCは来年4月から6月まで県内全域で繰り広げられる。

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