東日本大震災

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メーン会場は南相馬の海岸防災林 平成30年の全国植樹祭

 平成30年の本県開催が固まっている全国植樹祭の第3回準備委員会は22日、福島市の福島テルサで開かれ、天皇、皇后両陛下がお手植えするメーン会場候補地を南相馬市の海岸防災林とすることを決定した。今月中にも、主催する国土緑化推進機構に申請する。
 委員約30人が出席した。県は(1)復興に向けて県民が力強く歩み続ける姿と支援への感謝を発信できる会場(2)森林再生を進めるシンボル(3)植樹場所の土地利用に制約がない(4)式典会場や駐車場の確保-など8つの選定条件を満たし、最も評価が高い候補地として南相馬市を提案した。
 南相馬市のほかに伊達、いわき両市もメーン会場の誘致を要望していたため、いわき市関係の委員らから慎重な選定を求める声が上がった。一方で、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による犠牲者が県内で最も多く、津波被害が甚大だった海岸防災林の復旧・再生が求められる南相馬市を推す意見も多く、賛成多数で南相馬市に決着した。
 植樹祭の基本構想も示された。中通りと会津地方などに設けるサテライト会場では、植樹やメーン会場との同時中継を予定している。苗木作りから多くの県民に参加してもらい、県全体で復興への機運を盛り上げる。

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