日本政策投資銀行主催の「福島復興シンポジウム」は17日、郡山市の郡山ビューホテルで開かれ、スポーツを通じた県内の子どもの健全育成などについて理解を深めた。
ゼビオの共催。「元気で健やかな子どもの成長を見守る社会の実現に向けて」が全体のテーマで、約220人が訪れた。日本政策投資銀行の橋本徹社長、ゼビオの諸橋友良社長があいさつした。
五輪競泳メダリストの岩崎恭子さん、寺川綾さんがゲストスピーチに登場し、子どもの夢や目標に関して語った。岩崎さんは「厳しいばかりでなく、周囲の大人が温かく見守ることが大切」、寺川さんは「子どもが夢を持つチャンスをたくさんつくってほしい」と述べた。
基調講演は、NPO法人郡山ペップ子育てネットワークの菊池信太郎理事長が「子どもたちの真の復興に向けて」と題して話した。パネルディスカッションは「『自然とのふれあい』『スポーツ・文化』『子育て環境』を考える」をテーマに、ゼビオの中村考昭常務執行役員、早稲田大スポーツ科学学術院の間野義之教授らが意見を交わした。
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