東日本大震災

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沖縄・宮古の世界大会に出演 好間高のフラチーム 舞台で「希望」表現

息の合ったフラを披露する好間高フラチーム=17日午後、宮古島市・トゥリバー海浜公園

 沖縄県宮古島市で17日、フラの世界大会「カギマナフラ・イン・宮古島2014」のホイケ(エキシビション)が催された。本県の好間高「ウイラニ オーラパ」の6人が沖縄県などのフラチームとともに出演し、宮古島の海を背に舞った。
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被災した福島の若者が頑張っている姿を見てほしい-。好間高の6人は等身大の思いを胸に、ステージで「希望」を表現した。
 好間高のチームは、昨年6月に結成し、福祉施設の慰問や地域のイベントなどに出演してきた。地元・いわき市にあるスパリゾートハワイアンズの元ダンサー、松本理佐さん(25)が指導する。リーダーで3年生の会川桃子さん(17)を中心に休日も返上し、練習を続けた。
 会川さんは「復興に向け、頑張っている生徒が多くいることを知ってほしい」と話す。江尻雅彦教頭は「大人は震災で打ちのめされたが、前を向けるのは子どもたちのおかげ。若者が頑張っている。福島は負けません」と語った。
 ステージでは黒色に金色の花をデザインしたパウスカートを身にまとった。福島はまだ暗闇の中だが、一日でも早く再興するとの希望や願いを金色の花で表した。ミシン縫いに苦戦したが、全員で手作りした。笑顔で舞った。
 でも、舞台を降りると、思わず泣いてしまった。「踊る幸せを実感してしまって...」と会川さん。鈴木媛礼那(えれな)さん(17)は「笑顔が伝わった。見ている人に励まされ、うれしかった」。涙が止まらなかった。(沖縄タイムス社提供、写真も)

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