東日本大震災後の暮らしについて女性目線で考える「ふくしまガールズフェス2014」は10日まで郡山市の郡山ミューカルがくと館で開かれている。
女子の暮らしの研究所(日塔マキ代表)などでつくる実行委員会の主催。震災後、福島が抱えるさまざまな問題を女性同士で共有し、意見を交えながら今後の生き方について考えてもらうのが狙い。
9日は「カワイイ×これからの暮らしを考える」をテーマに、モデルの丹羽なほ子さん(35)と、水俣病センター相思社スタッフの永野三智さん(30)、女子の暮らしの研究所研究員の曽田めぐみさん(22)=郡山市=によるトークセッションが催された。「女性同士が恋愛や将来のことを話すように、気軽に社会問題について話せるような社会が理想。まずは自分の思いを話してみることが大切」などと意見を交わした。
会場では県内の朝取り野菜や会津木綿を使った小物などを販売する「ガールズマーケット」も開かれている。
10日はエネルギーや認知症、水俣病について学ぶワークショップを開く。入場無料、ワークショップの参加費は1500円で、県内在住者は500円。当日参加も受け付ける。
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